「[#0]360°動画でPVを作ってみよう!」の記事で撮影機材として登場したGoPro「Omni」。
記事でいうところの、エントリークラス(操作が手軽で値段もお手頃)の機材である「THETA」や「Gear 360」は実際に家電量販店で目にしたり、使った事がある方も多いはず。また、”GoPro”の知名度も高いので、こちらも同じくご存知の方は多いでしょう。では、GoPro「Omni」とは??
日本で一般にはまだまだ流通していない「Omni」をShout!360を運営する株式会社HERE.では2016年秋にいち早く入手!その特徴や魅力について、複数回に渡ってお届けします。
Q.「GoPro」ってよく聞くけど、そもそも何のこと?
「GoPro」とは小型アクションカメラを開発している会社のことです。
GoProの主な商品はHEROシリーズ。HEROカメラは作りは非常にシンプルで、ズームなどの機能を省いたカメラです。センサーが非常によく、映画並みの4K~最高8Kの映像がたのしめるのが売りです。またスポーツなどラフな環境でも壊れにくいのも特徴です。
Q.「Omni」って何?そして何ができるの?
「Omni」とはGoPro小型カメラを6台利用した全天球カメラです。手のひらサイズのカメラを六面体にアレンジすることで全包囲撮影することができます。カメラは一台一台個別のものですが「Omni」のケースにつなげることでカメラ6台を全て同期撮影することができます。
また、GoProが6台あることにより画質が8Kなどまで上げることができます。GoPro一台につきおおよそ2.7Kから4K映像が撮れ、映像をつなぎ合わせると最終的な映像は8Kなどと非常に大きな画質で撮影ができます。
Q.他のカメラと比較してみたところの特徴を詳しく教えて!
「Omni」のな特徴として使いやすさとオールインワン設計だということです。つまり「Omni」では設定上ボタン一つでカメラの設定などを同期することが可能です。通常パノラマ撮影をする際はカメラの台数分細かく設定をする必要がありますが、「Omni」などはシンプルなカメラ設計なので手間を掛けずに録画をすることができます。
また、「Omni」はバッテリーの持ちがフルチャージで1時間、キットに付いてくる外付けバッテリーパックを使用すると3時間ぐらい持ちます。「Omni」のケース自体から電源を供給するのでGoProカメラを個別にをチャージする必要はありません。
そして、「Omni」のは小型で軽量です。本体は120mmx120mmx120mm, 重さは1.05kgです。なので丈夫な作りですが持ち運びなどには適しているかと思います。
さらに! 「Omni」を購入するとパッケージとして撮影した映像をスティッチイング・編集するソフトウェア「Autopano Video Pro」と「Autopano Giga」がついてきます。
詳しいパッケージ内容とスペックはこちらです:https://jp.shop.gopro.com/APAC/virtualreality/omni—all-inclusive/MHDHX-006-master.html
Q.どこで買えるの?
GoProのウェブサイトでお問い合わせください。ご参考までにお値段は、キット+ソフトウェアで614,7000円です。(2017年1月末時点)
https://jp.shop.gopro.com/APAC/virtualreality/omni—all-inclusive/MHDHX-006-master.html
→ このように、GoPro「Omni」は初期費用こそかかるものの、プロ向けのハイスペックな画質とストレスのないワークフローを実現できるお買い物だと言えるのではないでしょうか。
次回は、2016年先行予約で入手した際のリアルドキュメントをお届けしたいと思います!
(担当:竹田)