ディレクション
前回の撮影素材を見ながら、どのような素材を足したらいいかの案出しをしたところ、スタジオで音楽に合わせて撮影した映像素材を組み合わせて編集すると、面白いのではないか?という意見が!
ということで、今回はスタジオ撮影の様子をご紹介します。
スタジオについて
今回撮影に使用したのは「道玄坂フォトスタジオ」。
奥の白い撮影スペースを使用しました。
ロールスクリーンをおろし、360°すべての面を白背景に。
小道具の準備
撮影にあたって、写真のような小道具を準備してみました。
撮影スケジュール
10:00-11:00 機材のセッティング・カメラチェック
11:00-12:30 撮影
12:30-13:00 撤収作業
3時間パックで、テキパキと撮影してきました。
機材セッティング
カメラ(Gear360)は三脚に取り付け、スタジオの真ん中に設置しました。高さはP.O.Pのお二人の目線の位置くらいです。
二人の顔を明るく映すために、カメラの下の映らない位置にレフ版をセットしてみましたが、あまり効果がなかったので、照明機材を使うことに。
360°カメラでは、どこに置いても照明が映ってしまうので、今回は映ってもカッコいいと思える位置にセッティングしました。
照明の配置は、360°カメラの撮影ならではの課題なので、引き続き試行錯誤が必要です。
いよいよ撮影!
撮影はリハーサルを含めて9テイク。
絵コンテや動きの流れなどは決めず、お二人には小道具を使って自由に動いてもらいました。カメラの構造上、2つのカメラの合成部分に多少の歪みが出てしまうため、動いているとき以外はなるべくレンズの前で歌ってもらうようにしました。
マイク、ビール瓶、本物のビールなどさまざまなパターンで7回歌っていただきました。
スムーズに撮影は進み、ビールを飲みほして終了!
撮影を終えて思ったこと
後から360°の動画に変換して思ったのですが、被写体が近いとかなり圧迫感があるので注意してください(笑)
P.O.Pさんから一言
360度撮影は初めてでした。
完成の形をイメージしにくいのですが、その分、自由気ままに、オーバーにアクションしてみました。どんな映像が完成するか楽しみです!!
次回はいよいよ編集編です!
まずは360°動画の変換方法についてご説明いたします。
(担当:山田・田中)