ディレクション
まずは楽曲を聞きながら、どんな完成形にしていくかをプランニング。今回の曲はタイトルに「ビール」が入っているので、乾杯している風景やビールを飲んでいる映像は必要だということになりました。とくに、カメラを囲んで、大勢で乾杯している映像は、360°で撮影したら面白そうです。
そこで、P.O.Pのお二人にGear360を携帯してもらい、タイ旅行のいろいろな風景を撮影してきてもらうことにしました。
<参考:「Don’t think. BEER!」…このPVもビールが飲みたくなります。>
撮影機材の紹介~Gear 360~
今回、撮影に使ってもらったのは、Gear360というサムスン社製のカメラ。防塵・防滴仕様なので、気軽に持ち運ぶことができます。また、手のひらサイズで軽量のため、荷物の中に入れてもかさばらず、旅行の風景を撮影するのにピッタリです。
カメラのスペック
カメラのスペックは以下の通りです。
レンズスペック | F2.0 Fisheye |
センサー | CMOS 15MP |
ビデオフォーマット | H.265 / mp4 |
解像度/フレームレート | 360°:3840×1920 @30fps 180°:2560×1440 @30fps |
静止画フォーマット | .jpg |
静止画解像度 | 360°:7776×4888(30MP) 180°:3072×1728(5MP) |
ストレージ | MicroSD(Max 128GB) |
バッテリー | 1350mAh |
マイクロフォン | 2 |
接続 | Wifi・BT・NFC |
重量 | 153g |
動画だけではなく、静止画撮影も可能です。
本体機能と仕様について
撮影素材のプレビューについて
Gear360の特徴は、スマートフォン(Gear360アプリに対応しているスマートフォンは、サムスン社製のGaraxyシリーズのS6,S7)で撮影している素材のプレビューが簡単にできること。
また、動画サイズ(画質)の変更や、ホワイトバランスの調整などの細かい撮影設定も、スマートフォンで設定することができます。プレビューするためには、スマホアプリ(Gear360)をDLし、ブルートゥース接続をすることが必要です。
その他プレビュー画面はこのような感じ。
今回は、360°カメラ(Gear360)の基本的な使い方をまとめてみましたが、もう少し細かい撮影の設定などについては、いろいろ試行錯誤のプロセスを、別記事にてお伝えできればと思います。
次回の記事「撮影編②」では、360°カメラのスタジオ撮影の様子をご紹介していきます。
(担当:田中)