自作ドーム制作のお話のつづき
覚えていますか。
“自分の作った全天周映像を、自分の作ったドームに投影するという究極のDiYを目指す方がいらっしゃらないとも限らないので、そんな方のために、今回は段ボールドームの作り方をまとめていきたいと思います。”
自作でドームを作りたい!
偶然にも大学の研究室の先輩に、自分の作った全天周映像を、自分の作ったドームに投影するという究極のDiYを目指す方がいらっしゃったので、今回いろいろとお話を聞いてみました!
今回はドームの制作に関してお話を伺いました!
・制作期間、人数
卒業制作で作ったようなので、設計、パーツ作り、組み立てなど基本的に全部ひとりで作業したそうです!
全天周アニメーション制作も並行して行ったため、トータルで2か月ほどかかったそうですがドームだけならもっと短期間で作れると思います。
・製作費
白段ボールを約8000円(研究費(笑))で購入。安いっ!
・大きさ
直径約1.7m。PAPER DOMEより2回りほど小さいです。
・作り方の参考
ニコニコ技術部の動画とブロマガを参考にしたそうです。ドームの展開図などすごくわかりやすく書かれています!
動画の方はドームへの投影についても詳しい説明がありますので参考にどうぞ。
ダンボール製プラネタリウムの展開図
このサイト通りにやれば意外と作れそう!(笑)
学園祭などでドームを制作してプラネタリウムとかをやっている高校とかもあるようですしね!そんなに難しくないのかも!と感じました。
ただ、段ボールパーツを切る作業、これを一人では心が折れそう・・・
ちなみにPAPER DOMEは私も使ったことがあります!
その時の写真がこちら!
・制作期間、人数
女性4人(初めて)で3時間くらい
・製作費
BasicVR 全周ドーム型スクリーン¥55,200 高い~~~。
・大きさ
高さ2m最大幅2.6m 想像以上に大きいです。これはさすがに部屋に置けないです。
説明書によると最低2人いれば組み立てることができるそうですが、損傷させることなく組み立てるには3人は必要だと思います。
↑自作ドーム(左)とPAPER DOME(右)
比べてみると大きさは違いますが、自作ドームもPAPER DOMEに劣らずいい感じですよね!
PAPER DOMEキットを使えば確実ではありますが、
大幅にコストを削減でき、自分の好きな大きさで作れるので
時間とやる気のある方は
自作ドームお勧めします!(笑)
没入感を感じることができるVRとは逆に、外部との遮断が少なく外の様子を感じつつ鑑賞できるドームは、親子で楽しむ360°コンテンツなどに向いています。
何人かで鑑賞したり、話しながらワイワイ見れたりする点もドームならではの360°動画の楽しみ方です!
(担当:山田)